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クリニック受診とカウンセリングのどちらを選べばよいのでしょうか?
- 「自分が(あるいは家族が)、病気なのか病気でないのかよくわからない」という状態は決して珍しいことではありません。そのような場合、いきなり医療機関を受診することには抵抗があって当然です。クリニック受診に抵抗がある方は、附属のカウンセリングセンターを利用いただき、心理的問題や不調の早期解消を図ることをおすすめいたします。必要な場合には速やかな医療との連携により問題の深刻化を防ぐことが可能です。
ただし、カウンセリングは保険診療ではありませんので、費用は全額自己負担となります。一方、クリニック受診は、保険診療ですので、各種健康保険が使えます。この点にもご留意ください。 どのような悩み、心配事に応じてもらえますか?
- 附属カウンセリングセンターでは、次のような部門を設けております。
<仕事>
職場での人間関係、仕事の進め方、適職の見つけ方等で、ご自分や周囲の方々だけではうまく解決できない問題を抱えている時、あるいはよりよい解決方法を探していらっしゃる時にご相談ください。<家族>
家族の中での人間関係の悩み、すなわち夫婦、親子、兄弟姉妹の間で生じている問題についてご相談をお受けします。また、家族のメンタルヘルスに関する問題について、いきなり医療機関に行くのには抵抗がある、といった場合にもご相談ください。<病気>
ご自身が、あるいはご家族や親しい方が癌などの重い病気や難病の診断を受けた、その疑いがあると言われて動揺している、不安でどうしてよいかわからない、という時に、カウンセリングは気持ちを整理し、どう病気と向き合っていくのがご自分に相応しいのかを見つけ出すお手伝いができます。<生活>
現在抱えていらっしゃる様々な病気や障害(メンタルヘルス分野に限りません)から生じる「生活のしづらさ」の解消に向けてのご相談を承ります。<グリーフ・ケア>
ご家族や親しい方を病気や事故・災害で亡くすことほど、つらく、悲しいことはありません。カウンセラーは、その悲しみを受けとめ、回復していくまでの過程に寄り添うことができます。<エイジング>
更年期障害、初老期のうつ状態に代表されるように、人間は誰でも年を重ねていくごとに、身体的・心理的・社会的に新たな課題に直面します。すなわち、人間は生涯を通じて発達を続けている、と考えることができます。『立川 パークサイドクリニック附属カウンセリングセンター』では、積極的に、一生涯にわたる発達の課題を克服していくお手伝いをいたします。 費用と期間は?
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カウンセリング料は、40分7,000円(税抜)が基本です。
他に、60分10,000円(税抜)、20分3,500円(税抜・2回目以降のみ)も選択可能です。
何回でカウンセリングが終了するかは、その方の問題により異なりますが、当センターでは、初回面接時に必ず到達目標をカウンセラーと相談にいらした方の間で設定し、そこにたどり着くまでに必要なおおよその回数の目安をお伝えします。いたずらに長期間カウンセリングを行うことは当センターの方針ではありません。1・・2回で問題が解決する方もいらっしゃるでしょうし、4・・5回のセッションが必要だと双方が判断する場合もあるはずです。その後、さらに新しい目標を設定するのか、終了するのかはご相談者自身が判断することになります。